第25回全国高専プロコン 自由部門敢闘賞、競技部門全国12位(10/18-19)
10月18日(土)~19日(日)にかけて、第25回全国高等専門学校プログラミングコンテストが岩手県一関市で開催されました。
本学科の学生6名と専攻科の3名が参加し、自由部門で敢闘賞、競技部門では決勝戦に出場し全国12位の成績でした。
それぞれの部門に参加した学生による感想文が寄せられました。
第25回全国高専プロコン自由部門に参加、敢闘賞受賞
人間情報システム工学科5年 中神楓子
私たち、専攻科電気情報工学システム専攻1年3名と人間情報システム工学科5年2名は、10月18、19日に岩手県一関市で行われた第25回全国高等専門学校プログラミングコンテストの自由部門に参加しました。私たちが開発したものは、「Tele Rokuro ~マルチプレイヤー3DCGビルダー~」です。これは、離れている人とでもネットワークを介することによって同時に3Dモデルをつくれるというシステムです。
まず、予選では5月の後半に、開発する作品の目的や実現方法、計画などをまとめたものを提出しました。結果は約1か月後に分かり、それからは、それぞれが作ったプログラムを結合させて改善を繰り返しながら作っていきました。また、本選に向けてのプレゼンやマニュアルなども協力して考えました。
本選では、プレゼンテーション審査、デモンストレーション審査、マニュアル審査の3つの審査から評価され、敢闘賞を受賞しました。審査委員の方々の意見を聞くことができたり、他の高専の作品を見て刺激を受けたりよい経験になりました。
第25回全国高専プログラミングコンテスト自由チーム
(左から:専攻科1年村上雅貴、八木智徳、田中亨、人間情報システム工学科5年中神楓子、山下陽平)
高専プロコン競技部門本選の決勝戦に出場、全国12位
人間情報システム工学科3年 上野裕一郎
毎年、”全国高等専門学校プログラミングコンテスト”というものが開かれています。高専ロボコンをNHKでご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、それのプログラミング(コンピュータのプログラムを作る)版に参加したと思っていただければ結構です。
今年は、HIの3年生3人と、アドバイザーとしてHIの5年生の方に協力してもらい、予選を通過したあと、10月18日、19日岩手県一関市の一関文化センターで開催された第25回全国プロコン競技部門の本選に出場しました。競技部門とは、一般的なプログラム、例えば表計算ソフトを作るのではなく、与えられた問題を解けるようなプログラムを作る部門です。今年の問題は、1枚の写真をパズル状に切り取り、ぐちゃぐちゃにされ、それを元の写真に復元し、戻すときにスライドパズルの要領で元に戻すものでした。詳しく知りたい方はプロコンの HP(www.procon.gr.jp)を見てください。そして、どの学校が一番正確に復元し、スライドパズルの移動手数を最小化できるか競い、私たちのチームは決勝戦に出場し、全国で12位という成績を収めました。
来年も参加するつもりで、来年良い結果を得られるよう、日々プログラムの学習に努めています。
第25回全国高専プログラミングコンテスト競技チーム
(左から:人間情報システム工学科3年西陽太、宮本崇平、上野裕一郎、人間情報システム工学科5年松村和朗)